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スイミー 小さなかしこいさかなのはなし(レオ・レオニ)

2009.11.12 Thu
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ちいさな赤い魚の群れの中で1匹だけまっ黒のスイミー。
ある日おおきな魚におそわれて 兄弟たちは全員のみこまれてしまいました。
悲しみの中ひとり海をさまようスイミーが見たのは
“ゼリーのようなクラゲ” “ドロップのような岩” などなどおもしろい海の世界でした。
そんなとき兄弟たちと同じちいさい赤い魚の群れに出会います。
スイミーはうれしくて「遊ぼう。」とさそいますが
「大きな魚に食べられる。」とみんな岩から出てきません。
「だけど、ずっとじっとしてるわけにはいかないよ。」
スイミーは考えます。うんとうんと考えます。そしてスイミーが思いついた作戦は
「けっして はなればなれに ならない こと。 みんなもちばを まもる こと。」

力を合わせて協力することの大切さと
“個性”は切り捨てるのではなく活かすものなんだ。
ということを教えてくれる絵本です。
やさしいタッチで描かれた海の世界もとてもきれいです。
海藻をレースもようで表現しているのが かわいくて印象的でした。



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ガブリシ

2009.11.08 Sun
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ざるで水をすくったり、冬にハダカでたき火をしたりと
おかしな事ばかりする主人公『ガブリシ』。
そんなガブリシってどんなヤツ?

わけが分からないことの多いスズキコージさんの絵本。
その中でも これはダントツに「なんだそれ!?」という作品です。
これほどのバカバカしさはある意味天才なのでは?と思ってしまいます。
「ガブリシってどんなヤツ?」のあとにくる言葉が最高ですね。

とても色のキレイな絵本で ところどころに隠れているコラージュも楽しいです。
好き嫌いがハッキリわかれるスズキコージワールドですがハマると抜けだせませんよ*



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だるまだ!(高畠那生)

2009.11.06 Fri
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海のかなたに赤くて丸いものがたくさん浮いています。
ずいずいっ ざざざっと流れついたそれは。。『だるまだ!』
だるまは上陸して さらに街へ進出!
すると街ではなぜか空前のだるまブームがおこります。
人々はだるまを持ちかえり 用途をアレンジして有効活用。
どこもかしくも だるまであふれかえります。
その後もだるまは止まりません。都会にも、砂漠にも、ジャングルにも
ついに世界中がだるまだらけ。それだけではないのです。なんと空からは。。?

誰がなんのためにナゼ“だるま”? そんなこと考えてはいけません。
ただただ笑えるナンセンス絵本。頭がかたくなってる人は
脳みそをやわらかくしてくれそうです。リーゼントのだるまもかわいいですね。
夢にまでだるまがでそうな絵本。オススメです*



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ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ(いわむらかずお)

2009.11.06 Fri
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ローカル線の最終列車にのった「ぼく」。
ふと気づくと車内には人がおらず ひとりぼっちになっていました。
ところが どこからかひそひそと小さな話し声が聞こえてきます。
よくみると 前の座席に野ネズミが3匹すわっていました。
その後も駅に着くたび森のどうぶつ達が乗りこんできます。
いのしし、ちゃぼ、くま などなど 彼らは人間の「ぼく」に気づかず
ごうまんな人間を批判し 自分たちの身の上をなげいています。
はたしてこれは現実なのか夢なのか。。

“14匹シリーズ”で有名ないわむらかずおさんですが
この作品では絵のトーンをぐっと落として暗くし 
ファンタスティックな世界をほんの少し不気味に描いています。
車内の話ということもあって『銀河鉄道の夜』に雰囲気が似ていました。
文章のない絵だけのページと 真っ黒の背景に白い文字のみのページが
見開きで交互になっているという見せかたもおもしろいです。

寒い夜に毛布をかぶりながら読んだりすると
いっそう不思議な世界に入りこめそうですよ。



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ちいさいおうち( バージニア・リー・バートン)

2009.11.05 Thu
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静かな田舎の丘の上に とても丈夫でちいさいおうちが建ちました。
ちいさいおうちはノドかな自然のなか毎日をすごしながら 遠くの街の明かりを見て
「まちにすんだらどんな気持ちがするものだろう」と考えます。
そのうち長い月日がたつにつれ まわりには道路がひかれ 車が走り
ビルが建ち 電車が通って人々があふれます。
今やすっかり時代に取り残されたちいさいおうちは 小鳥のうたう昔の丘を想います。
そんなある日 偶然の出会いがちいさいおうちを救うことに。。

全ページ中央に描かれたおうちは動かず まわりの四季や風景が変化していく 
というおもしろい見せかたです。カントリー風の絵もかわいいですよ。

便利さ豊かさと引きかえに失われるもの。。ほんとに大切な事とは?
約50年も昔に描かれた絵本ですが 今も読み継がれる名作です。



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